稲に穂がつくってことは花が咲くの?
稲にも「雄しべや雌しべがあるのかな?」実は、稲に小さな白い花が咲くのです!!
5月の田植えが終わると、田んぼの苗は日々葉を増やそうと活動します。
夏になり今度は葉を増やすのをやめ穂を作り始めます。
暑さなどの天気のタイミングを見て受粉の為、穂一粒一粒から花が咲きます。
その花は午前中のたった1~2時間しか咲きません。
花には、雄しべ、雌しべがあります。雄しべには花粉の入った袋がついており、雌しべの下にはお米になる部分があります。
きちんと受粉し実らせる(命を繋ぐ)ために、穂全体の花がいっきに咲くのではなく5日から1週間かけて少しずつ咲いていきます。
お盆前の暑くて天気の良い朝は田んぼのあちらこちらで小さな小さな稲の花が咲いているかもしれません。近くに田んぼがあったら、よーく観察してみてください。