今と昔のお米の作り方は変わった?

本質的なものを忘れない中に、新しく変化を重ねていることもあります(^^)/美味しさを追い求め進化しています!!

棚田や畑

今と昔、結構お米作りは変化しています。

農家の一年のスケジュールから大きいところをご紹介。

牛を使って田おこし

 田おこし、代掻き

江戸時代人の手により鍬(くわ)や鋤(すき)を使っておこないます。
昭和30年代~人の力以外に牛や馬を使って田おこしするように。
昭和40年代~耕運機(こううんき)という機械が登場。
平成元年~トラクタによって田おこしが行われるように。代掻きもトラクタで行われます。
令和4年(現在)トラクタは大活躍。生産技術の発展から、代(しろ)をかかずに田植え前の田んぼの整備完成なんて技術も。弊社も取り入れてます。
田おこし、代掻きにおける次代の変化(令和4年現在)
手作業で田植え

 田植え

江戸時代家族総出、隣近所の人たちもみんなで力を合わせ手作業で苗を植えていきます。
昭和30年代~手作業で植えていきます。のちに田植定規という五角形の木枠を田んぼにころころと転がし十字の跡を付け真っ直ぐ植え付けできるように考え出されました。
令和4年(現在)田植え機を使って田植えをします。近年はドローン技術の発達よりドローンにて種を田んぼに直に蒔いて発芽させる方法も取り入れているかたもいます。
田植えにおける次代の変化(令和4年現在)
手作業で稲刈り
刈り取った稲はハザ木にかけて乾燥

 稲刈り・乾燥

江戸時代鎌を使って人の手で刈り取ります。刈り取った稲はハザといわれる木にかけ乾燥させます。その後、乾燥したら「こきばし」という道具を使ってモミをとります。
昭和30年代~変わらず手刈りで稲を刈り取ります。自然乾燥させ、脱穀機という機械で稲からモミを外します。
令和4年(現在)コンバインで稲刈りから脱穀までが行われます。その後大きな乾燥機に投入し適した水分量になるまで乾燥させます。
稲刈り・乾燥における次代の変化(令和4年現在)
令和4年(現在)田植え機を使って田植え
令和4年(現在)コンバインを使って稲刈り

振り返るとずいぶんと人の手から機械化へと技術が発達し、

米作りの便利性が上がっているようにも思えます。

しかし、

機械化が進んでも、人の目、長年培ってきた勘、条件の悪い田んぼではまだまだ人の力が不可欠など、現在も米作りは重労働であることは確かです。

でも、食べてくれる人が「おいしい」と言ってくれる

その一言のおかげで頑張れている気がします。