お米はどうやって作られているの?

「新米の時期って何月?」稲の成長段階や収穫時期を知ると、さらにお米が美味しく感じられますよ(^_-)-☆

一月

雪国!!

新潟県村上市の田んぼは冬眠中

です。

田んぼはじっくり雪の下で眠っている中。

私たちは冬の間に機械の整備を行います。

二月

まだまだ田んぼは冬眠中です。

でも、

冬眠している間、土はただ眠っているだけではないのです。

雪によって、土の中に眠っているお米の成長に

邪魔になる害虫をやっつけています。

おかげで、害虫除去のための農薬を減らすことができます。

三月

少しずつ雪解けが進み田んぼ仕事ができるまであと少し。

四月

田んぼに人を見かけるようになりました。

お湯で消毒殺菌された種を水に浸し発芽を促します。

苗を育てるビニールハウスの準備、

苗を育てる土の準備、

田植えのための田んぼの準備(畦塗、田起こしなど)

種まき

をしていきます。

苗箱をビニールハウスに移動させスクスク育つのを毎日水やりや温度管理しながら待ちます。

ここからは田植え完了まで休日返上で田んぼの整備などなど動きます。

五月

苗の成長や気候にもよりますが、

四月下旬から

いよいよ田植えスタート

です。

田植え班、トラクタ班(代掻き)が競争を始めます(笑)

田植えは毎年5月20日頃まで続きます。

六月

田植えが終わり一段落!!

と思いたいですが、

春作業の片づけと田んぼの畦の草刈りが始まります。

当地では、

田んぼの畦に除草剤は禁止

です。

毎日の田んぼの水回りは欠かせません。

田んぼの苗や水の状況を見て、

水を抜いて刺激を与えたり、

栄養を与えたりしながら元気な成長を見守ります。

田んぼに苗以外の雑草への対処も重要です。

七月

四月に植えた高さ15㎝ほどの苗が、

スクスク成長し50㎝ほどまで成長しました。

田んぼに何本もの溝を切り排水のための道を作ります。

田んぼの水を一気に抜き(中干し)

します。

中干しにより、稲の根っこに酸素を与えたり、

土の中にある不要な有害ガスを放出し、

稲の成長を助けます。

八月

白い小さな花が咲き穂が付き

ます。

出穂水といって沢山実ってもらえるようにするための水分補給が重要となります。

また、お米にとって害となる

虫の対策も必須

です。

九月

そろそろ稲刈り

です。

早い品種から、穂の熟し具合を確認しながらコンバインで刈り取ります。

弊社の

早生品種「ゆきん子舞」

は、お米の等級検査を経て9月上旬から販売開始です。

十月

まだまだ絶賛稲刈り中。

この時期はコシヒカリの刈り取り全盛期

です。

稲刈りと同時並行で、刈り取ったお米を乾燥機にかけ、石や害虫によって変色したお米を機械にかけてすべて除去しお米の等級検査へと全量提出します。

検査が終わったお米から皆様の食卓へお届けさせていただきます。

十一月

稲刈りのラストは、

日本酒の原料となるお米(弊社は山田錦)の刈り取り

です。

十二月

お米の刈取りは終わっても、私たちは雪が降るまで田んぼで

来年の春のために田んぼのケア

を行います。