お米はどうやって作られているの?「お米の365日」
「新米の時期って何月?」稲の成長段階や収穫時期を知ると、さらにお米が美味しく感じられますよ(^_-)-☆


機械の整備

毎日食べているお米は1年かけて育てられています
「お米はどうやって作られているの?」
と聞かれたら、パっと思い浮かぶのは田植えと稲刈りの風景かもしれません。
ですが、
実は美味しいお米ができるまでには、約1年という長い時間と、たくさんの工程が必要なんです。
そもそも、
お米作りは春が来る前の「土づくり」から始まっています。
だからこそ、
私たちが毎日食べている一粒一粒には、桃川の豊かな自然と農家の想いがギュッと詰まっているんですよ~(^_-)-☆
【1月〜2月】土づくりと美味しいお米を支えるメンテナンス
[1月]
雪に覆われる新潟県村上市の冬。
さすが!!
雪国と言われる積雪量です(笑)
新潟県村上市桃川の田んぼは冬眠中
です。
その頃の田んぼはじっくり雪の下で眠っている中。
私たちは、冬の間に機械の整備を行います。
[2月]
まだまだ田んぼは冬眠中です。
で~も!!
冬眠しているあいだ、目には見えないけれど
土はただ眠っているだけではないのです。
土の中に眠っているお米の成長に
邪魔になる害虫をやっつけています!!
おかげで、害虫除去のための農薬を減らすことができます。



【3月】春の鼓動!種まきに向けた「種もみ」の準備
[3月]
雪解けが進み田んぼの土が見えてきました。
まず最初に、土を耕して空気に触れさせたり、春に向けた計画を練ったりしています。
そもそも、美味しいお米は元気な土から生まれるものです。





【4月】苗を育てる「育苗(いくびょう)」と田おこし
[4月]
田んぼに人を見かけるようになりました。
春の訪れと共に、いよいよ忙しくなります!!
春になると、第一に
お湯で消毒殺菌された種を水に浸し発芽を促し
次に、
苗を育てるビニールハウスの準備
さらに、
田植えのための田んぼの準備(畦塗、田起こしなど)
さらに、さらに、
種まき
という順に作業をしていきます。
種まきした種苗箱(パレット)をビニールハウスに移動させて
毎日、水やりや温度管理しながらスクスク育つのを待ちます。






【5月】桃川の風景が変わる、活気あふれる「田植え」
[5月]
苗の成長や気候にもよりますが、(4月下旬から)キラキラ光る水の田んぼへ
いよいよ田植えスタート!!
田植え班、トラクタ班(代掻き)が競争を始めます!!(笑)
ここからは、田植え完了まで休日返上で騒がしく過ごします。
田植えは毎年5月20日頃まで続きます。
それまで、静かだった桃川の景色が、一気に若草色の命でいっぱいになるんです。




【6月】田植え後の管理。苗が土に馴染む「活着」の時期
[6月]
「田植えが終わり一段落」と思いたいところですが・・・
ここからが始まりとも言えます(笑)具体的には、
「春作業の片づけ」と
田んぼの「あぜ(畦)の草刈り」
が始まります。
私たちの生産地では、
田んぼの畦に除草剤は禁止!!
です。
そして、この時期は
毎日の田んぼの水回りは欠かせません。
田んぼの苗や水の状況を見たり、
水を抜いて刺激を与えたり、
栄養を与えたりしながら元気な成長を見守ります。
(田んぼに苗以外の雑草への対処も重要です。)



【7月】稲の根を強くする「中干し」と溝切り作業
[7月]
このように、管理しながら4月に植えた高さ15㎝ほどの苗が
スクスク成長し50㎝ほどまで成長します。
夏の強い日差しは、お米にとって最高のご馳走です。
この時期、稲をさらに丈夫に育てるために、
田んぼに何本もの溝を切り排水のための道を作ります。
続いて、その溝を利用して
田んぼの水を一気に抜き(中干し)
します。
なぜかと言うと、
中干しにより、稲の根っこに酸素を与えたり、
土の中にある不要な有害ガスを放出し、
稲の成長を助けます。
その後、
田んぼにヒタヒタほどの浅水(2〜3cm)を入れ、
水を抜いて乾かす(2〜3日)
また水を入れるサイクルをくり返す
そうすることで、根腐れを防止し、収穫まで稲の活力を維持することが重要になります。



【8月】白い花と「出穂」。最も水を必要とする大切な時期
[8月]
やがて、稲には
白い小さな花が咲き
待ちに待った穂が付き始め
ます。
実は、このタイミングこそが収穫量を左右する最も重要な時期です。
この時期は、沢山実ってもらえるようにするために田んぼの水を切らさないようにします。
なぜなら、穂が出る時期に水が不足すると、お米に十分な栄養がいきわたらなくなってしまうからです。
また、水の管理とあわせて、お米にとって害となる虫の対策も必須です!!
せっかく実った大切なお米を守るためにも、日々の観察と適切な防除が欠かせません。




【9月】黄金色の絨毯!待ちに待った収穫のスタート
[9月]
いよいよ収穫の秋が到来しました(*^^)v
稲穂が重たく頭を垂らし、田んぼ一面がまぶしい黄金色に変わっていきます。
こうした景色が広がると、ついに・・・!!
待ちに待った稲刈り
のスタートです。
作業にあたっては、早い品種から順に、穂の熟し具合を一粒ずつ確認しながらコンバインで丁寧に刈り取ります。
ちなみに、弊社の早生品種「ゆきん子舞」は、収穫後すぐにお米の等級検査を受けます。
そのため、早ければ9月上旬には皆様の食卓へお届けすることが可能です。



【10月】コシヒカリの収穫全盛期と、徹底した品質選別
[10月]
カレンダーは10月に入りましたが、田んぼではまだまだ絶賛稲刈り中。
特にこの時期は、
新潟自慢の「コシヒカリ」が刈り取り全盛期
を迎えます。
しかし、ただ刈り取るだけではありません。
稲刈りと同時並行で、「仕上げ」の作業が重要になります。
収穫したばかりの「もみ(籾)」は水分を含んでいるので
まずは、
刈り取ったお米を乾燥機にかけて
最適な状態に調整します。
そのうえで、石や害虫によって変色してしまった粒を機械で丁寧に取り除かなければなりません。
こうして厳選されたお米だけを、
お米の等級検査へ全量提出
します。
このようにして、多くの工程を終わったお米から皆様の食卓へお届けさせていただきます。



【11月】新米を食卓へ!等級検査と出荷のピーク
[11月]
稲刈りのラストは、
日本酒の原料となるお米(弊社は山田錦)の刈り取り
です。

【12月】一年の感謝を込めて。田んぼの「秋起こし」と土作り
[12月]
お米の刈取りは終わっても、
私たちは雪が降るまで田んぼで来年の春のために田んぼのケアを行います。



お米一粒の「ありがとう」
食卓に届く一杯のごはん。その一粒は、1年かけてゆっくり育ったものです。お米は、太陽や水の力、そして皆さんの笑顔に支えられて、ようやく美味しくなれるんだと感じています。だからこそ、召し上がる時に「どこから来たのかな?」と少しだけ背景を知ることで、いつもの食卓がふんわり温かくなったら嬉しいです。


